首相の本会議答弁は国家の重要施策に万鈞の重みをもって応えるべきものであるが、鳩山答弁は公平に見て修辞技術・レトリックに終始した。イギリス議会のやりとりに習熟したアドバイザーがいるに違いない。発言の言葉尻を捉えて切り返す手法だ。このやり方は国会審議の場を論争のための論争の場と化して、実りをもたらさない。一般大衆やユーゲントには受けても、専門家の目はごまかせない。ごまかせないばかりか容易に反論できる。マニフェストの約束違反を突かれて「君主豹変と言われたが私は君主ではない」がレトリックの最たるもの。問題は豹変なのであって、その豹変の理由を述べずに逃げている。ビジョンの欠如を問われて「あなた方には言われたくない」と切り返し、ユーゲントは喜んだが、民主党政権に財政の中長期ビジョンが全く欠けている事実をすり替えている。
◎首相が“野党党首”と化した:本会議質問:永田町幹竹割り:So-net blog (via reretlet) (via otsune) (via markie) (via kuenishi)